星に願いを神様に願いを

今週のお題「星に願いを」

日本はもう七夕ですね。こちらはさっき7月7日になりました。

小さい頃はとにかくたくさん願いがあって、星に願いどころか神仏頼みを毎晩するのが日課でした。

布団の中で手を合わせて、明日はいいことがありますように、○○ちゃんともっと仲良くなれますように、鼻が高くなりますように、テストで良い点が取れますように、大きくなったら○○になりますように、長生きしますように、とか、もうありとあらゆる考えられるすべてを詰め込んでお祈りしてました。

小学生の頃は学校で七夕の短冊に願いを書いてみんなで学校のゲタ箱辺りに飾って、面白半分で他の人の願いをこっそり読んでみたり。自分の背丈よりも高い笹の木が色とりどりの短冊で飾れられてその短冊がゆらゆら揺れるのを眺めて綺麗だなー、と思ってみたり。特にそよ風が吹いたときの金色の短冊は綺麗に光ってて。夜は地元の七夕祭りに行ってアーケードの中にある竹と紙で作られた豪華な飾りを首が痛くなるまで見上げて。屋台のおいしい食べ物の匂いをかぎながら、そして沢山の人の間をくぐりながら。。。。。

こちらでは七夕のような少しロマンチックで可愛らしい行事がないのでこの時期は日本が懐かしくなります。もう星に願いを、なんて言える歳ではないけれど、自分が小さかった頃の一つの願いを思い出します。そう、「海外に行きたい」。鼻も高くならなかったし、スチュワーデスにもなれなかったし、友達関係だって紆余曲折を経た。視力も悪くなる一方。この歳には子供が二人もいる予定だったが一人さえも誕生していない。でも海外に行きたいという願いは叶った。一つでも叶ったと思えばそれはそれで悪くないと思える。「星に願いを」とはメタファーで実は願いを持ち続けることは大事なことなんじゃないかと書きながら思う2018年の七夕でした。